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解決済みの質問

MMD動画と違法ダウンロードについて

最近、ニコニコ動画やyoutubeなどでMMD動画というものを見かけます。
使用されているのは、主にニコニコ動画で投稿されたVOCALOID楽曲ですが、中にはFullではないものの海外の曲など、ニコニコ動画で投稿されているオリジナル楽曲ではない曲も見受けられます。

ここで3つの質問です。

(1)MMD動画の中でも多く見られる「TiK ToK」という曲ですが...これは http://license-search.nicovideo.jp/song?action=find&type=song&query... では該当しませんでした。
と、いうことはこれは違法ということですか?

(2)もしyoutubeで公式が無償配信している楽曲があったら、これをMMD動画に使用することは合法ですか?

(3)ダウンロードソフト?ダウンローダー?をインストールする事自体が違法となりますか?

以上です。よろしくお願いします。

投稿日時 - 2015-02-26 15:49:40

QNo.8925288

困ってます

質問者が選んだベストアンサー

> 最近、ニコニコ動画やYouTubeなどでMMD動画というものを見かけます。

↑ 無料ソフトMikuMikuDance を使用して作成した動画ですね。
☆ ITmedia ニュース: ネットの話題
: 「『神ツール』――初音ミク踊らせるソフト「MikuMikuDance」大人気」
(2008年03月10日)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/10/news020.html

> ダウンロードソフト?ダウンローダー?をインストールする事自体が違法となりますか?

↑ 違法ダウンロードを可能とするソフトを
インストールするだけでは、違法とはなりません。

> MMD動画の中でも多く見られる「TiK ToK」という曲ですが...
> これは ~ では該当しませんでした。
> と、いうことはこれは違法ということですか?

↑ 楽曲や歌詞を素材として作成した動画を
インターネットで配信するに当たっては、
著作権に基づく許諾があれば良い場合と、
著作隣接権に基づく許諾も必要な場合があります。

ニコニコ動画に関して
運営するニワンゴが「許諾楽曲」と呼んでいる楽曲は、
CDなどの特定の音源を利用した動画のニコニコ動画を通じた配信について
著作隣接権に基づく包括的な許諾が得られている楽曲です。

【著作隣接権の対象とならない配信】

実演家(歌手や楽器奏者など)でない者による楽曲の器楽演奏や歌唱を
動画作成者が個人的に録音した音源
(以下「自主作成音源」)のみを音源として動画を作成する場合は、
その楽曲(歌詞も利用するときは、楽曲と歌詞のそれぞれ)の配信について、
著作権に含まれる権利である公衆送信権に基づく許諾が得られれば、
動画作成者は、その動画をインターネットで配信できます。

ニコニコ動画やYouTube 通じて
日本国内に向けて配信される動画については、
各サイトを運営するニワンゴやGoogleと
次に掲げる各著作権管理団体が、
それぞれ著作権に基づく包括許諾契約を結んでいます。
動画の素材となる楽曲や歌詞の配信に係る公衆送信権の管理が
これらの著作権管理団体のいずれかに信託されていて、
かつ、自主作成音源のみを音源として利用する場合は、
動画作成者は公衆送信権に基づく許諾を個別に得なくても、
その動画をニコニコ動画やYouTube を通じて日本国内に向けて配信できます。
◇ 株式会社ジャパン・ライツ・クリアランス[JRC]
◇ 株式会社イーライセンス
◇ 一般社団法人 日本音楽著作権協会[JASRAC]

> もしYouTubeで公式が無償配信している楽曲があったら、
> これをMMD動画に使用することは合法ですか?

↑ これを適法に利用できる場合は、限られています。
楽曲が適法に配信されていても、
ダウンロードとバックアップに伴う複製のみが許諾されている場合もあり得ます。

【著作権に基づく許諾】

楽曲の著作権が存続していれば、
その楽曲を素材として動画を作成するに当たって、
著作権に含まれる権利である複製権又は編曲権に基づく許諾が必要です。

例外的に、適法に配信されている楽曲は、
著作権法第三十条第一項にいう「私的使用」
(個人的な又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内における使用)を
目的とするときは、
複製できることになっています。
(暗号化などによる技術的な複製の制御を突破して複製する場合は除きます。)

たとえば、遠隔地で暮らしている親に見せることのみを目的として、
適法に配信されている楽曲を素材とする動画を作成し、
これをその親との間の1対1の通信によって送信する場合には、
その動画の作成や送信については権利者の許諾は不要です。

他方、適法に配信されている楽曲であっても、
その楽曲を編曲して動画の素材とする場合や、
「私的使用」以外の目的で動画を作成するに当たって
その楽曲を複製又は編曲して素材とする場合には、
複製権又は編曲権に基づく許諾が必要となります。

【著作隣接権に基づく許諾】

自主作成音源以外の音源を利用して動画を作成し、これを配信するに当たっては、
著作隣接権に基づく許諾が必要となる場合があります。

たとえば、CDの音源を利用する場合は、
当該CD製作者の送信可能化権に基づく許諾が必要となります。
ニコニコ動画の「許諾楽曲」に関しては、
CDなどの特定の音源を利用した動画のニコニコ動画を通じた配信について、
その音を固定した者(そのCDなどの製作者)の送信可能化権に基づく
包括的な許諾が得られています。

また、実演家の生の実演を録音して、これを音源として利用する場合は、
その実演の録音については当該実演家の録音権に基づく許諾が、
その動画の配信については当該実演家の送信可能化権に基づく許諾が必要となります。

【違法ダウンロード】

なお、楽曲又は動画が
著作権又は著作隣接権を侵害して配信されていると知りながら、
これをデジタル方式によって録音又は録画する行為は、
複製権侵害となり、
権利者は当該行為者に対し、当該行為によって生じた損害の賠償を請求できます。
その楽曲又は動画が別途有償で適法に配信されているものである場合は、
この行為は著作権法第百十九条第三項による罪となり、
法定刑は二年以下の懲役若しくは二百万円以下の罰金又はその併科です。
この罪は、親告罪(告訴がなければ検察官が被疑者を起訴できない罪)です。
ただ、著作権又は著作隣接権を侵害して配信されていることを当該行為者が知っていたと
検察官が的確に立証することは、必ずしも容易でないので、
民事訴訟では当該行為者が違法性がないことを疎明できずに敗訴する一方で、
刑事では検察官が違法性の立証を断念したために不起訴となる、
という事例も起こり得ると、個人的には思います。

【資料】

☆ 株式会社ジャパン・ライツ・クリアランス[JRC]
: 作品データベース利用規約
http://www.japanrights.com/search/
↑ このデータベースの検索結果で、
作品の「配」や「配信」の欄に○印があれば、
当該作品の配信に係る公衆送信権の管理が同社に信託されていることになります。
☆ 株式会社イーライセンス
: 作品データベース
https://ssl.elicense.co.jp/piece_search/search
↑ このデータベースの検索結果で、
作品の「配信」の欄に○印があれば、
当該作品の配信に係る公衆送信権の管理が同社に信託されていることになります。
☆ 一般社団法人 日本音楽著作権協会[JASRAC]
: 音楽をつかう方: インターネット上での音楽利用: ピックアップ
: 動画投稿(共有)サイトでの音楽利用
http://www.jasrac.or.jp/info/network/pickup/movie.html
↑ 左側の「アイテム」の枠の中に、作品データベースJ-WID へのリンクがあります。
このデータベースの検索結果で、「配信」のすぐ下にJマークがあって、
作曲者/作詞者の「配信」の欄が空欄で、
作曲者/作詞者の「信託状況」の欄に「全信託」又は「部分信託」とあれば、
当該楽曲/歌詞の配信に係る公衆送信権の管理が同協会に信託されていることになります。

投稿日時 - 2015-03-01 17:48:07

お礼

とても丁寧な説明でベストアンサーに選ばせていただきました!わざわざ資料まで...助かります!本当にありがとうございました!!

投稿日時 - 2015-03-03 17:01:49

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回答(3)

回答No.2の内容の一部を訂正します。
次の訂正文を回答No.2の「補足コメント」に
転載していただければ幸いです。

【訂正】

回答No.2の“【著作権に基づく許諾】”の内容の一部を
次のように訂正します。
第1段落
: “複製できることになっています。”
→ “複製又は編曲できることになっています。
   ↑ 第三十条第一項、第四十三条第一号。”
第4段落
: “その楽曲を編曲して動画の素材とする場合や、”
→ 削除。

投稿日時 - 2015-03-06 12:04:22

(1)演奏・歌唱を自分でやってるタイプの動画(つまり原盤の音源を一切用いないもの)であればアップロードしてもOK。楽曲検索で出てこないのであれば、原盤の音源を使ってしまうと違法になる。
ちなみに、ニコニコのライセンス関係の規定は以下のとおり。
http://info.nicovideo.jp/base/license_guideline.html
youtubeも音源を使わなければ(自分で音源を作成すれば)アップロードしてOKのはず。

(2)公式に無償配信しているものをダウンロードすることは合法。MMD動画を作成して、アップロードせずに個人的に楽しむのであれば合法。しかしながら、(楽曲検索で出てこないならば) それをアップすると違法。

(3) ダウンローダー自体のインストールは合法。違法アップロードされたものを、それが違法である事実を知りながらダウンロードした時点で初めて違法行為になる。

投稿日時 - 2015-02-27 19:51:23

お礼

なるほど...ダウンローダーをインストールしてしまったので少し不安だったのですがひとまず安心しました!とても分かりやすかったです!ありがとうございました!

投稿日時 - 2015-03-03 16:59:41

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