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質問

質問者:beergoosan 李白の月下独酌について
困り度:
  • 暇なときにでも
 漢文とは直接関係ないのですが、知人が大変権威のある書道大会で表彰されました。その作品が李白の月下独酌です(作品はその中の第10句)。私なんかこの詩の意味が分かりません(表面的な日本語訳くらいは分かりますよ・・・)。
 皆さんの思い入れをお聞かせ下さい。

 う〜、先ほど呑んだ日本酒が効くぜ(笑)。

 李白の人となりなんかもお聞かせ下さい。「斗酒なお辞せず」って学生時代から好きです。いや、別に私はのんべいじゃありませんよ。
質問投稿日時:08/04/02 02:36
質問番号:3914812
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回答

良回答20pt

回答者:bonchin そうですか。
ならば、頑張って日本語に訳しましょう。(日本語は下手なの)
一人でも多くの日本人が中国に興味をもってくれれば、
努力は報われます。^^;

▼原文 ▽直訳 ◇解釈

▼花間一壷酒  独酌無相親
▽酒を花の間に置き、飲む相手のいない一人酒になり
◇世間の凡人に付き合う気がなく、一人だけでもよい

▼挙杯邀明月  対影成三人
▽グラスを挙げお月さまを誘おう、月に向かって、影も入れて3人だ
◇孤独なんて平気さ、お月様を誘おう

▼月既不解飲  影徒随我身
▽お月様は飲んでくれないし、影もただ我が身についてくるだけ
◇月も影も私を理解する訳がない、この気持ちはだれに伝えられるやら

▼暫伴月将影  行楽須及春
▽とりあえず月と影とともに、とことん春を楽しもう
◇ここは李白と杜甫の違いで、杜甫の詩は哀愁になり、李白は今を楽しむことで悩みを忘れる

▼我歌月徘徊  我舞影凌乱
▽私が歌えば月も徘徊して、私が踊れば影もステップを踏む
◇哀愁のはずの一人酒をこんなに楽しんでいる、しかし、これは一時的、表面的。内心の孤独を和らげることはできるはずがない。
この句の動詞の利用はとっても素晴らしい。
歌う時に、「徘徊」を使う、ゆっくりと左右動くさま、私の歌を聞いてくれる、賛同してくれる。
踊る時に、「凌乱」を使う、一所懸命ついて行こうとして、ステップを正しく踏めず、踊りが乱れている。
こんな楽しい前景に、実は観客一人もいない背景がある。
孤独を一生懸命抑えようとする姿が目に浮かびます。

ここは静的な文字から激しい躍動感が感じられ、
そのせいで書道のテーマに選ばれたのでしょうかね。
さすが、何となく納得です。

▼醒時同交歓  酔後各分散
▽酔うまえに一緒に喜ぼう、酔った後はそれぞれに散っていく
◇酒あるときはいいんだが、酒の後ははやり孤独の一人になる

▼永結無情遊  相期遥雲漢  
▽お月様、世間の事が忘れるような友達になろう、遠い銀河でまた飲もう
◇一時だけでもよい、自分を悩ました世間の事を忘れて、楽しい時を過そう

# きれいな日本語に直してくれることを期待します。^^;
種類:アドバイス
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:08/04/03 11:22
回答番号:No.3
この回答へのお礼 うわぁ〜、私みたいな無粋な者のためにこんなに詳しい意訳をつけてくださいましてありがとうございます。
 bonchinさんは中国の方なんですか?日本語も立派ですよ。
 小生は昔、石川忠久先生の漢詩のテキストなんかをよく購入していましたが、ただ購入しただけに終わりました・・・(笑)。

>ここは李白と杜甫の違いで、杜甫の詩は哀愁になり、李白は今を楽しむことで悩みを忘れる

 二人の大詩人にはそういった性格の違いがあるのですか?

>この句の動詞の利用はとっても素晴らしい。

 この「徘徊」って面白いですね。現代の日本では別な意味合いになります(笑)。
 書道の大家は「我舞影乱」と四文字にしました。「バランスの問題」とか。素人には解りかねる、芸術家の何かがあるのでしょう。

 王維さんは達筆なのでしたっけ?漢詩は書道にピッタリですね。お習字は日本のイメージがあるけど、もともとは中国からやってきたのでしょうからね。硯石もそちらで取れますよね。そんな話を先の書道の先生にしたら「向こう(中国)から取れるほうが質が良い」との事でした。

 書道会にもいろいろスポンサードするマスコミの関係もあり、派閥があるようです。ある会は上位入賞者が毎年北京に行けるようですよ。
 今度、そういった女生徒(新高一)に会う予定です。

># きれいな日本語に直してくれることを期待します。^^;

 う〜ん、私も文章を書いて収入を得ているのですが、漢詩は難しい。もう少し待ってください(笑)。

 ありがとうございました!

回答

 

回答者:bonchin 中国語が読めるなら、
http://www.hongen.com/edu/shfz/clwq/sa032701.htm
http://www.sysu.edu.cn/poems/cc/7/a7141.htm
が参考になると思います。
この詩は

  挙杯邀明月,対影成三人。

は凄く有名ですが、第10句ではないですよね。
この詩は、李白は渾身の才能を使ってくれる所がない、やりたいことをやらせてくれる所がないことに無力さ、寂しさを感じ(あ、なんだかbonchinと同じ)、月光の下で一人酒を飲む光景を書いています。
種類:アドバイス
どんな人:一般人
自信:参考意見
回答日時:08/04/02 18:00
回答番号:No.1
この回答へのお礼>中国語が読めるなら、
>​http://www.hongen.com/edu/shfz/clwq/sa032701.htm​
>​http://www.sysu.edu.cn/poems/cc/7/a7141.htm​
>が参考になると思います。

 李白もやはり仕官(で良いのですか?)を目指していて、夢叶わなかったのですか?

 有名な句というよりは書道の作品としてどれが一番良いかを考えて「我舞〜」を選んだのかもしれません。書道の知識がないので、その辺りは分かりません。
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